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[育成中]最近、アジアファームものとしてずいぶん入荷しているが、写真はプライベート便とうたわれてた6月の初期入荷時に入手し、水中化させたもの。通常、販売されているのは湿度を高めた状態での水上育成のものと思われる。入手からそのまま沈めればもとの葉のまま長く楽しめるが、いずれは葉は枯れる。実際の水中展開は非常に遅く、葉はかなり萎縮してしまい、現状では大きい葉でせいぜい葉長3cm程度。写真にまでなるのに5カ月をついやした。ここまで育成してみた私の結論は、少なくても水草レイアウトには不向きの水草だろう。スペック欄には記載しなかったが一応、学名/Bolbitis
sp.、科名/ツルキジノオ科、原産は南米と出回っていた。しかしどうも無理があるような気がする。
活着性についてもあやふやだ。ためしに、はじめは流木に固定させてみた。なかなか根をださず、ようやく出た細い根は流木などの隙間に入り込んだことによる程度に感じ、とても活着性があるとは断言できない。むしろ写真のように底床に植えた方がよさそうだ。それと本種の最大の特長としてうたわれてた、通称の由来。葉に子株をつけて、よく増えるといわれていたことについては、確かに販売される葉には子株をたくさんつけたものもある。なのでまったくのデマではないが、私の確認した限り、水中葉に子株をつけて増えていない。(2007年6月入手)
追記/実は本種の初期入荷時に、シダに詳しい方に即効相談したところ、本種の正体の推測を教えていただいて、入手をすすめられなかった(内容は公表不可なためご容赦を)。それでも、あまりにうたい文句が素敵で(笑)、それに実体を自分の目で確かめたくて、あきらめきれなかった私は初期に少量出回ったものの在庫を探してなんとか入手していたのだ。結果は上記の通り…。私の入手時は少し高価だったこともあり、本当はこの失敗を忘れようと思っていたのだった。しかし最近、本種が比較的安価になり、よく出回るものの、都合のよいことばかりが記載されているのをみかけるので、ひとつ、恥じをさらすことにしたのだ(笑)。でも最近、育成環境を変えたので、もう少し様子をみて、もし調子がよくなったら再びレポートする。
あっ、それから、水中化でうまくいった方がいらっしゃいましたら、一報いただけるとありがたいです。その時は私の結論を改定いたしますので、お願いいたします。(2007年11/18)
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