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| [水草検証]ポゴステモン
ヘルフェリ(2007年2月20日最終更新) |
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新着種で紹介されはじめた時は、ちぢれた葉でへんな水草で、私はあまり魅力的に感じませんでした。その後、なんの雑誌だったか、原産地での生息状況の群集の写
真をみてびっくりしたことや、アクアジャーナルの103号にADA本社にタイから来訪したアクアリウム・ファン&アクアリストの女の子3人のことが載っていて、その一人が天野氏へ持ってきた土産もこの水草だったことなど、なにかしら印象強くなっていました。
以前は非常に高価なうえ育成も難しいイメージがありましたが、最近、トロピカ社のポットが出回りはじめていくぶん安価になってきたことと、情報もちらほら得ることができ、どうやら、きちんと光量
を確保してCO2添加をすればさほど育成は難しくないとのこと。それに、さすがにトロピカもの、ライトグリーンでかわいらしく、キレイな姿でイメージ一新。こうなると好奇心がウズウズして、どうしても育ててみたくなりました。
ポゴステモン
ヘルフェリ(別名:ヘェルフェリー、ヘルフェリー、リトルスター)の水草データは「Plant
& Fish/[水草]前景・アクセント」をご覧ください。
さて、一見、ロゼット型にみえますが有茎草。増殖方法は、脇から新芽が展開すると茎がのびて匍匐し、根をおろして増えるらしいです。
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■2005年6月18日
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一度は育成してみたいというただの好奇心からだったので、とりあえず1本でもよかったのですが、一応、保険の意味合いで2本入手することにしました。入手した「ポゴステモン
ヘルフェリ」は、とても状態がよく、1株の直径はだいたい4.5cm程度と思ったより小型でした。根もついていて太くてしっかりしていますが、あまり深く根ばりをしないような印象。45cmキューブ水槽の前景部分の中央に特等席のスペースをつくって丁寧に植栽。これから暑さ本番ですが、さてさて根づいて育ってくれるのでしょうか。
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■2005年6月25日
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導入から1週間。ややっ、とくに右の株の外葉が寂しくなってきました。変色した部分に穴がポチポチあいているのでエビやスネールの食害にあっている模様。あわててヤマトヌマエビを半分くらいに減らし、目につくレッドラムズホーンも隣の90cm水槽のパファーの餌にまめに取り除きます。しかしよくみると最も食害にあいやすいハズの頂芽の部分の被害はないようです。単に外側は古い葉だったからからかもしれません。左の株はいまのとろこ元気なようです。
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■2005年7月10日
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忙しかったので先週、写
真をとりそこないました。が、おーっ!このまま縮小化するかと思っていた右の株の手前に子株が!! ぴっくりです。3週間で子株ができたところをみると、さほど成長は遅い部類じゃなさそうです。元気になってきた右の株に対し、状態がよさそうだった左の株に縮小化傾向がみられます。
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■2005年7月17日
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子株もだいぶ大きくなりました。アクアジャーナルの103号のヘルフェリの情報を参照すると、増えた株を切り離して植え直した方がよさそうです。早速、実行。
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右の株を抜いてみます。やや茶色に変色した根は最初からあった古い根で、写
真では見えにくいですが真っ白い新しい根も数本増えていました。ご覧の通り正しく有茎草のようです。根の配分を考えてカットし、再び植栽します。
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アクアジャーナルの103号で紹介されたタイの女の子は、ヘルフェリの増殖をこの方法でとてもうまくいっているらしいです。ただ気掛かりは、トニナがうまく育てられないというような悩みを言っていたところです。ということは、少なくてもアマゾニアのようなソイル系の底床がつくりだす水質環境とは違います。それと、株分けするのに抜いた根の状態をみると、数本は新しい根が生えていましたが、古い根にくらべると思ったより根ばりをしていません。もしかしたら、ソイル系はあまりあわないのかも…って、少し心配しています。
■それから…
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写 真は2005年8/7撮影です。株分けした左下の子株も大きくなりました。
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45cmキューブのE.ハムリックの前景の中央にスペースをあけて植栽していたP.ヘェルフェリー。ハムリックは成長が早いため、油断していると2週間もしないですぐに埋もれてしまうため、毎週のように入り込んだランナーをトリミングしまなければなりません。しかし、いつまでもこうしているのも…。それで8月末ごろ、思い切って水上葉にしたててみようかと考えました。水上葉なら、もっとどんどん増えるんじゃないだろうかと夢を抱きながら、ガラスの器に新しいソイルを敷き、水槽の水を使ってギリギリ葉が沈むくらいにセット。ところが…
2日後には溶けてしまいました、あっけなく、すべて(泣)。この方法は、ちょっと育成が難しいような水草や、とりあえず水上葉にして増やす場合によくおこなう手法。P.ヘェルフェリーは、簡単に水槽になじんで増えたもんだから油断していましたが、どうやら極めて環境変化への適応性がないもようです。それと、あとから知りましたが、生息地は水温の低い清流なため、高温に弱いということも追い討ちをかけているのでしょう。
しかし、なんだか、あまりにも初歩的なミスで失敗したような後味の悪い終わり方でした、残念です。次回、機会のある時は、前景はちゃんとこの種だけで育成してやりたいと思います。

■続・ポゴステモン ヘルフェリ日記
2007スタート(2007年1月14日)

このページをつくったのは去年くらいのつもりでしたが1年半ほど前だったんですね、時のたつのは早いものです。私の基本はレイアウターのつもりですが、それは水草そのものが好きであるからこそ。そしてうちのSIZE45cubは大好きな種類を維持するためだけでなく、育成実験の場でもあります。こないだ(2007年1/7)、Size45cubeの底床を新しいアマゾニアに交換し、種類が増えがちな水草の種類を整理しました。で、空いた前景スペース。せっかくだからなにか新しい種類に挑戦しようかと考えましたが、とりたててめぼしいものがみあたりません。そこで思いついたのが前回中途半端だったポゴステモン・ヘルフェリ。私の中ではどちらかというと前景のアクセントという位置付けでしたが、今回は密生にチャレンジすることにしました。ちょうどいま、温度管理が安定した時季でスタートするには絶好。しかも非常に状態のよいトロピカのポットが以前より比較的安価で出回っています。さて、どんな展開になるのでしょうか。
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■2007年1月27日
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メイン底床のリセットから3週間ほどですが、すでにこのSize45cubeはあきれるくらい安定しています。前回から流用しているろ過槽の状態が非常によいようです。
ヘルフェリは植栽から2週間経過。植栽時の葉は乱れていましたが、キレイに光の方向へ揃いました。茎の脇からは新しい根をおろしているところをみると、順調に成長をはじめたようです。しかし予想はしていましたがまばらに植えると、どうも野菜畑みたいですね(汗)。でも脇芽をだして過密化してくれば、みたこともない新しい前景をつくってくれるハズです、きっと…。
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■2007年2月12日
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上の写真からいうと、後ろ面から撮影しています。もう野菜畑みたいではありません、けっこう密になりつつあるのがわかるでしょうか。植栽から約1カ月たちますが、脇芽による子株が出来ているのを数株確認しています。古い下葉に少しだけ黒ヒゲ苔がつきつつあったので、水換えの時にトリミングしたので、また、少し隙間ができてしまいました。
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■2007年2月18日
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最初の1月27日の写真と比べてみてください。隙間がなくなってきたでしょ、ずいぶん過密化してきました。なにしろ1株から3本も脇芽をだしたのもあるくらいです。それにしても非常に調子がいいみたいで、下草じゃすまないくらい大きくなりつつある株もあるのですけど…。前景というより森になりそうですな。
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■2007年2月25日
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途中から前景奥に植えていたミゾハコベsp.
ラトナギリが増えつつあったので、少しレイアウト変更しました。前景の前面の真中あたりのヘルフェリーを7〜8本くらい抜いて奥のミゾハコベと入れ。抜いたうちの大きめのヘルフェリーの株にはご覧の通り、下の茎から子株が1〜3本生えています。せっかく抜いたので子株はばらして差し戻しました。このSize45cubeの底床部分の水温は24度くらい。有茎草にはやや辛いというところですが、ヘルフェリーにはちょうどいいようで、よく増えてくれます。根の状態からも2005年の夏の株にくらべて、大変よいことがわかります。
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■2007年3月4日
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前回、ミゾハコベsp.
ラトナギリのために少しレイアウト変更した後です。最近、元気のよい株と調子悪めの株の差が目立ちはじめました。調子が悪い株は葉が黄色っぽいのです。植栽場所は原因にどうも関係なさそう。完全水上葉だった株の古葉が枯れてきているのか?それとも単に部分的な肥料不足なのか?それにしてもトロピカ便らしく、気持ち悪いくらい増えるが、ひっとして改良による遺伝子劣化がおきている株なのだろうか?!
謎。
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■2007年3月18日
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2月下旬には底床が見えないくらい密生していましたが、かなりスカスカしてきました。下の古い葉が来色っぽく枯れてくるとレッドチェリーシュリンプが群がって食べているのと、見苦しいのはトリミングしているからです。なんだか全体的にヘルフェリーの成長の意気よいが弱くなった感じです。このまま衰退していくか?小康状態となるか?ちなみにエビは新しい葉や頂芽をかじったり食べたりしてはいません。
ミゾハコベsp.
ラトナギリは調子よく増えていますな。こちらは、想定より葉が大きくならずイイ感じ。
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■2007年4月1日(日記おわり)
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あーあ、もうダメ。一応、底床へイニシャルスティックだのアイアンボトムだの埋めたり手をつくしていましたが、ご覧の通り一気に衰退。状況的には頂芽の葉は残り、下葉が枯れておちています。小さい株はもう消えたり消えつつあったり。周りの水草や最前景のミゾハコベsp.
ラトナギリは調子がいいことから、底床や光やCO2添加量が原因ではないことがハッキリわかります。これでもう原因は決まり。ヘルフェリーの好む水質は『中硬水』なんでしょう。底床でいえば、砂地や大磯(クラベル)系が適正だと言われるのがよくわかりました。長期維持には必須条件なのかもね。トロピカなら大丈夫かなぁって思ったのが甘かったです(水槽に適合するように改良されているから)。上の日記をみると、あの旺盛期は夢のようですな。「ポゴステモン・ヘルフェリー日記」は一応、これにて終了。みなさんの育成の参考になれば幸いです。
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