GRASSY AQUA
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[技能]水草水槽の底床

■はじめに

厳密にいうと、水槽のサイズや照明、ろ過、底床、立ち上げる季節や地域の水質、また水草の種類や植え込む量 などの様々な条件の組み合わせで実際は立ち上げた後の管理が変ってきます。 メーカーが推賞する立ち上げ方法や雑誌や専門誌にある方法も、実践の参考であり、いろんな組み合わせの条件によって臨機応変に管理しなくてはなりません。

※ここでは、私が知り得た情報を実践したり工夫したり、試行錯誤を繰り返すなかの自己流(GRASSY AQUA流)をまとめています。だんだんその方法は規則正しくなってきていますが、あくまでも私が選んだ器具や素材を使っての立ち上げ方法です、ご了承ください。

 

■底床のセッティング(90cm水槽の場合)

※『中段』底床ベースと『下段』の底床活性剤の順番は、逆でもとくに問題ありません。ちなみに混ぜてもかまいません。

下段/底床活性剤を使用することで短期間で底床環境を活性化させてくれます。私が使用するのもはADAバクター100、ADAクリアスーパー、ペナックW(アクアリウム用)。規定量 をなるべく均一に敷きます。中でもペナックWの効能については多少謎な感じもしますが、嫌気的になりがちな水槽の底床の環境維持・改善の効果 があるということで、水槽への効能というより私のメンタル面に有効だと思いまして使用しています(笑)。

 

中段/底床ベースはADAパワーサンド(Mサイズ)2リットル1〜2袋、パミス(SサイズやMサイズ)2リットルの袋を2〜3袋の合計8〜10リットルを使用します。底床ベースは通 常、90cm水槽で6リットルで十分といわれています。しかし私は、隙間があればあるほど通 水がよく、バクテリアが活性化し、底床が嫌気化しにくいと考えるので、あえて厚くしているのです。それとADAパワーサンドとパミスを混ぜて使用するのは、立ち上げ初期によくおこる栄養富による藻の発生の予防のためです(「[自作と工夫]底床ベース」も参考にどうぞ。)。※パミスとは園芸店やホームセンターで売っている園芸用の軽石で、無添加なので中性で水質を変化させることはありません。サイズもADAパワーサンドとほぼ同等サイズでS・M・Lとあるので水槽サイズで選べます。ただ摩擦で破片や粉も付着しているので、使用前は何度(うちでは4回くらい)か水で洗いましょう。

↑底床ベースの敷き方や組み合わせ、2005年秋セッティングのバージョン。一番下から『パミスM(4リットル)→パワーサンドM(2リットル)→パミスS(2リットル)→パワーサンドS(2リットル)→底床活性剤類』という具合に大粒から小粒へ地層のようなグラデーションにしました。この順番にした理由は、この上に敷くメイン底床のソイルがベースの隙間に落ちないようにするためにやってみました。

↑底床ベースの敷き方や組み合わせ、2008年1月セッティングのバージョン。うちでは、水道水の水質が弱アルカリ性なため、どうしても1年ごとにリセットすることになります。しかし、底床のセッティングは大変面倒。そこで、底床ベースとソイルの間に園芸用の大きな鉢底ネットを敷くことで、ソイルの粒が底床ベースになるべく落ちないようにしました。これにより、次回はソイル部分の交換だけですませるリメイクになります。底床ベース部分にはゴミや溶けたソイルが蓄積するため、このネットを挟み込む仕様でも状態よく維持するには2年が限界だと思っています。

 

上段/メイン底床。これまで様々なタイプの底床を使ってきましたが、今は主にADAアマゾニアを使用しています。他メーカーの似たタイプも実験的に使った事もありますが、やはりアマゾニアが一番使い勝手も効能もよいと感じています。通常、90cm水槽で9リットルの袋を3袋準備し、そのうち2袋半使用します。そしてソイルの効能が薄れる立ち上げ半年後くらいに残ったソイル(1袋の半分)を足すこともあります。※参考[ADAアクアソイル-アマゾニアの初期管理について

ソイルの底床は通常、1年ごとのリセットが適切です。 これは弱酸性の水質維持が前提な場合。 水草の頻繁な植え変えをせずにソイルの粒の状態を保ち、とくに水質の変化がなかったり(地域による)中性や弱アルカリ性でも育成可能種を育成・飼育したりという場合ならば2年間は続けて使えるようです。5年間維持したという話しも聞いたことがあります。

■ポイントはセッティング初期の栄養富化を防ぐこと優先で、底床肥料は初期セッティングでは使用しません。藻が発生することなくスムーズに初期を乗り切れさえすれば、肥料はあとからいくらでも足すことができます。

※上記の量 はすべて90cm水槽用です。うちの45cmキューブ水槽はこのすべて半分の量でセッティングしています。通 常の60cm水槽なら1/3くらいの量でしょうか。

 

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