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ボルビティスsp.と出会うまで
水草の中でも水生シダは私がもっとも好きな類だが、シダらしいボルビティスは取り分。以前、2002〜2003年にボルビティス・ヒュディロッティをメインにしたレイアウトを維持したことがある。しかし、強光・CO2添加と整った環境で育成すると葉が巨大化するため、水景レイアウトの比率が狂うという難点があった。とくに長く時間が経過して成長に意気よいがでてくると、根茎はどんどん太いものが出てくるようになり、そこから大きな葉を展開するのだ。実際に90cm水槽内で20cmもの葉を展開したことがあるが、場合によっては30cmもの葉を展開させることもあるという。このように条件のよい環境下では持て余すことになりかねないため、構図や比率が重要なネイチャーアクアリウム(水草レイアウト)での使用には注意がいるだろう。
その後、ヒュディロッティの育成は断念していたが、小型種であるボルビティスsp.の存在を知り、水草レイアウトでの使用の可能性に期待が高まる。様々な入手経路を模索した結果、2002年に「ボルビティスsp.アフリカ」として輸入された増殖株(根茎5cm程度を2株)を2005年2月に入手できた。
さらにその後、「ボルビティスsp.ギニア」の存在を知る。輸入時は水上葉なためピンとこなかったが、水中化させると小型に展開するという話し。そこで「ボルビティスsp.アフリカ」との違いを実際に確認したいと思っていたところ、翌2006年2月に偶然「ボルビティスsp.ギニア産」の水中葉を入手できた。比べる方法は、双方を同条件下で育成し、新たに展開する新葉の育成状況をみた。
右2番目のメジャーのついた写真内は、上が「ボルビティスsp.アフリカ」下が「ボルビティスsp.ギニア」の同一条件で展開した新葉の比較。この結果、まったく同一種であると判断する。
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