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2000年に日本へ紹介された比較的新しい種で、以前は珍しい水草としてあつかわれていた。最近は国内の各ショップや小規模ファームで増やされたものがよく出回るため、だいぶ入手しやすくなっただろう。価格も随分下がった。ぱっと見はオランダプラント系の小型のような雰囲気なのだが、れっきとしたロタラである。少し前まではsp.(〜の一種)扱いだったが現在は、学名「Rotala
mexicana(ロタラ メキシカーナ)」とされている。ちなみに同時期に紹介されたゴイアス ドワーフロタラ レッドも同じ学名であり、サイズや生育性質は違えど容姿の特長はなるほど似ている。
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特長
葉幅2mm程度、2〜2.5cmくらいの輪。光量が強く、CO2添加量が多いと葉も輪もやや大きくなる。葉色は、ライトグリーンで頂芽付近はほぼ黄色。調子がよいとやや赤みもさす。また本種の一番の特長は茎が赤くなることである。ただし、茎は赤系水草と同じで鉄分や光量が足りない等と、環境次第ではあまり赤くならないこともある。成長はゆるやかだが、強光下ではだいぶ早くなる。生育は縦に水面を目指し、ほぼ真直ぐにのびる。頂芽が一つの場合はほとんど枝別れすることはないが、トリミングにより頂芽がなくなると1〜3本程度の脇芽をだして増える。また、水面に到達して水面を這うようになると容易に枝別れする。水深が浅い場合は水面を突っ切り、水上葉を展開する場合もある。
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| 植え込み初期は一時的に成長が止まったように感じる。とくに導入初期は水質に馴染むまでやや時間がかかり、成長が止まったかのようだが、根を張った後は頂芽が成長をはじめる。
生育は簡単だといわれたり、難しいといわれたりとばらつきがあるようだが、本種が好む環境であれば気難しいところもなく、簡単だと言っていいだろう。本種が最も好むその環境とは、酸性〜弱酸性、強光量。CO2添加は多いにこしたことはないが普通程度でもよい。肥料ぶんも水中、底床ともに通常の水草と同じく適度にあればよいだろう。ここで難しいと言えるのは、南米水草特有の水質の酸性〜弱酸性を好む点だろうか。
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とはいえ、今では一般的になった弱酸性の水質を維持できるソイルを使用すれば難無く育成できる。また、pHがあがりぎみになり生育が悪くなってきた場合、ピートを使用して調整したり、CO2添加を多くすることでpHを下げてもよいだろう。
シンプルな容姿の他のロタラ類と違い、本種は葉の形状や繊細な色彩等から小さいながらとても存在感がある。数本でポイントにあしらってよし、カラフルな演出もよし、群生させれば黄金の美しいゴージャスな森ができあがる。トリミングにも強いため、生育のスピードや癖さえつかめば、有茎草主体の水草レイアウトでも問題なく使える種だと言える。文/h_ahli
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